木々が燃える紅葉のシーズンも最終盤に入っていますが、鳥取市内にある古刹では今、紅葉が美しい庭園を見事な彩りに染め上げています。
深く染まった紅色のもみじ。
鳥取市の興禅寺ではモミジやアベマキなどが見ごろを迎えていて、11月27日から庭園の拝観が始まりました。
興禅寺は鳥取藩主・池田家の菩提寺として知られ、400年以上前の江戸時代初期につくられた庭園は今日までその美しい姿を保ち鳥取県の名勝にも指定。
その造形美をさらに磨き上げるのが木々の紅葉で、今年も今、庭園を見事に染め上げています。
拝観者:
「きれいですね。初めてきました」
「和みます。すごい素敵です。池があって」
興禅寺・玉野稜幸住職:
「今年はもみじの色がたいへん赤くきれいになっております。皆さん日々忙しくされていると思いますので、この静かな空間の中でゆっくりと過ごしてほしいなと思います」
興禅寺では11月30日までの4日間、50基の照明を使った夜間のライトアップも行うということです。