中国5県の電気工事会社の社員が日ごろ磨いた技術を競う大会が、島根県松江市で開かれました。
この大会は、技術者の技能向上や人材の確保につなげようと中国5県の電気工事会社でつくる団体が、2年に1度開いています。
会場の松江市のくにびきメッセには、各県から選ばれた代表、合わせて25人が集まり、2時間半の制限時間内に電気配線や配管の工事を指示通り正確に行えるかを競いました。
作業中は安全にも気を配り、見た目を美しく仕上げることも審査のポイントです。
全中国電気工事組合連合会・高野憲一郎会長:
「後継者が少なくなっていますので人材確保の意味もありますし、昔ながらの電線管を曲げたいとか、ビニール管を曲げたりするのもやはり一つの技術だと思っていますので、若い人にも、どしどし覚えていただきたいです」
審査の結果、島根県代表の卜藏俊祐さんが優勝し、2026年に神奈川県横浜市で開かれる全国大会への出場を決めたほか、山陰両県から5人が入賞を果たしました。