子どもたちに地産地消や有機農業の取り組みについて知ってもらおうと、浜田市で11月27日、児童たちが地元の農場で給食の材料になる野菜の収穫を体験しました。

ハウスの中で子どもたちが収穫しているのは「春菊」。
子どもたちに地産地消と有機農業について知ってもらおうと浜田市が行った体験授業です。

27日は、浜田市の周布小学校の4年生38人が佐々木啓介さんの農場を訪れ、野菜の収穫を体験しました。
この農場では広さ4.5アールほどのハウスで春菊やネギ、水菜などの野菜を有機栽培し、全国に出荷しています。

子どもたちは、佐々木さんから手ほどきを受けながら春菊の収穫に挑戦。
野菜が出荷されるまでの作業を見学しました。

児童:
「色々な野菜とか仕事が知れて良かったです」

このあと、子どもたちは学校に戻り、給食の時間。
芋団子汁には、佐々木さんの農場でとれたネギがたっぷり。
佐々木さんと一緒に味わいました。

児童:
「うまいっす」
「(ネギが)めっちゃシャキシャキしていておいしい」

佐々木農場・佐々木啓介さん:
「地元の子どもたちに知ってもらう良い機会になるし、自分たちもやりがいにつながるのでとてもうれしい」

浜田市はこうした体験を通じ、子どもたちに地元の農業に関心を持ってもらい、食べ物を大切にする心を育んでいきたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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