仙台市中央卸売市場では、11月27日、南三陸町志津川湾でとれたマダコの試食会が開かれ、市場関係者が“旬の味”を楽しみました。
冬の味覚として人気が高い「マダコ」。南三陸町志津川湾のマダコは、味が濃く歯ごたえもあり、「西の明石、東の志津川」とも称されています。
若林区の仙台市中央卸売市場では、入荷が本格化したことから27日、試食会が開かれ「たこ飯」が市場関係者に振る舞われました。
今シーズンは夏の高水温などの影響で成育が遅れたため、例年より2週間ほど遅い漁の開始となっています。
市場関係者
「すごい歯応えがあっておいしいです」
「食感がしっかりしていて、濃厚な味わいで、とてもおいしかったです」
仙都魚類株式会社特殊近海1課 角田雄一郎課長
「年末も控えて、タコは欠かせない商品ですので、みなさんにおいしく食べていただきたいと思います」
市場関係者によりますと、今シーズンのマダコの水揚げは、来年1月末までを予定しているということです。