島根県議会の11月定例会が25日に開会し、総額約54億円の補正予算案など39の議案が提出されました。
島根県・丸山知事:
県民生活を守り、県内事業者を支えるため、引き続き国の動向や社会経済情勢を注視しながら、県内経済の回復に向けて全力で取り組んでいく考えであります。
このうち補正予算案は総額54億円で、最低賃金の上昇や社会保険料の負担増など中小企業の厳しい経営環境を踏まえ、空調設備や照明などコスト削減効果の高い設備投資に対する支援に約6億3000万円、介護現場の業務効率化のため介護ロボット導入などの支援に3億7000万円などが盛り込まれています。
また、職員の給与や会計年度任用職員の報酬引き上げ分42億4000万円については、県議会議員など特別職の期末手当引き上げの条例改正案など19の議案とともに賛成多数で可決されました。
島根県議会の11月定例会は、12月19日まで開かれます。