松江市役所北側に整備されていた新庁舎が完成し、一部の使用が11月25日からはじまりました。

25日から新たに使用が始まった松江市役所新庁舎の1階フロアです。

櫃田優果記者:
元々使用されていたこちら側のエリア、人がすれ違うのがやっとの広さでしたが、きょうからは広々とした空間に変わりました。

松江市役所の建て替え工事では、2023年6月から進められていた北側部分にあたる第2期棟の工事が終わり、すでに完成していた南側の建物とつながりました。
庁舎全体の面積は以前の約2倍に広がりました。

1階には市民課や子育て支援、介護など市民の利用が多い窓口がまとめられ、さまざまな手続きが階をまたがず完結するよう配置されました。

また、訪問先の部署を見つけやすいよう総合案内が設けられたほか、フロア全体を見渡せる構造になっています。
このほか、待ち時間に子どもたちが遊んで過ごせるキッズスペースなども新たに整備され、誰もが利用しやすい庁舎を目指したということです。

市民:
開放的で広くていいなと思って、いろんなことが完結するのですごく使い勝手がいいなと思いましたね。

一方、初日の25日はこんな声も…。

市民:
駐車場はあっちに停めたので実は苦労しました。雨に打たれて来るような構造に。

その駐車場は2026年2月からの使用開始を目指し、地上と地下に合わせて211台分の駐車場が整備されます。

松江市役所新庁舎、全館の使用は2026年5月から始まります。

TSKさんいん中央テレビ
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