宮崎県延岡市北方町では、特産の自然薯の収穫が始まっています。
延岡市北方町では農家の副収入にと2000年から自然薯の生産に取り組んでいて、現在は6戸の農家が約1ヘクタールで栽培しています。
このうち甲斐操さんは約30アールの畑で自然薯を栽培、収穫に追われています。
今年はツルが枯れるのが早かったものの、作柄は例年並みだということです。
(生産者 甲斐操さん)
「(今年の作柄は)圃場によって良いのですが、イノシシ被害に遭ったところもあり例年並みになりそうです」
北方特産の自然薯は、粘りが強く栄養価が高いことから「元気ばりばりじねんじょう」のネーミングで販売。
また今年からは、擦り下ろした自然薯が箸で持ち上げても落ちないことから「受験に落ちない」として「合格祈願」のステッカーも貼られています。
北方町の自然薯は年明けまで収穫が続き、道の駅「北方よっちみろ屋」などで販売されます。