今から6年前の中国。
100%日本品質をうたう店で、不思議な商品表示を目にした。

この洗剤の表示は、「ラベン ダーの香り」。

さらに、せっけんには「消しゴムのような肌」とあるなど、不自然な日本語のオンパレードだった。

その店の名は「メイソウ」。

カタカナのロゴは、あのユニクロを思わせ、漢字のロゴや名前の響きは、無印良品やダイソーにちょっと似ているような...。

こうした日本の有名店をミックスしたような「メイソウ」が、日本時間の15日夜、アメリカで上場企業の仲間入りを果たした。

奇妙な日本語商品を売っていたあの時から、わずか6年ほどでアメリカで上場した。

アメリカでは、どのような日本語商品を売っているのか。

2017年に撮影された、アメリカ1号店の様子。

棚にずらりと並んでいたのは、熊本県のゆるキャラ「くまモン」?

商品の中には、「携帯ボトル ネオンカラー」の文字。

「保湿性に優れ、実用性も抜群」と、正しい日本語が書かれている。

しかし中には、「マルチメデ ィアスピーカー」と惜しい表記もあった。

世界およそ80カ国に展開しているというメイソウは、日本にもあった。

買い物客からは、良い評判が聞かれた。

20代「あそこの雑貨屋さんがかわいいから、安いの知ってたので寄ってみたいと思って」

一方で、取材班は、あることに気がついた。

以前、中国で使われていた漢字やカタカナのロゴは、商品にも看板にも使われていなかった。

アメリカ上場の際の映像を見ても、使われていたのは英語表記のロゴ。

日本の人気企業を思わせるあのロゴは、もう使っていないのだろうか。

16日、中国のメイソウに行ってみると、あのロゴがあった。

一方、店内の商品を見てみると...。

商品には、正しい日本語表記が書かれていた。

日本ブランドが持つ高品質なイメージを武器に成長し、アメリカで上場。

はたして今後、世界の市場をどこまで席巻することになるのか。