気仙沼向洋高校の生徒などを乗せた県の海洋実習船宮城丸が航海実習を終え、気仙沼港に戻りました。

気仙沼向洋高校の航海実習には、情報海洋科の2年生などが参加し、10月7日に気仙沼港を出港しました。

その後、小笠原諸島沖などで、キハダマグロやビンナガマグロなどおよそ0.6トンを漁獲し、11月19日、43日ぶりに気仙沼に戻りました。

生徒たちは水揚げされる様子を充実感を持って見守っていました。

実習を終えた生徒
「乗る前はすごい大変そうだなと思ったんですけど、実際やってみて楽しかった」
「不便なこともたくさんあったが、その分みんなと協力することの大切さも学べたのでよかった」

水揚げされたマグロ類は、地元の水産会社が買い取って販売するほか、ビンナガマグロの一部は、学校でツナ缶の材料に使われます。

仙台放送
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