松江市では、幼稚園の園児たちがスーパーマーケットで値札貼りや商品のPRなど、店員さんの日常業務を体験しました。
11月20日、松江市内のスーパーに響き渡っていたのは…。
「いらっしゃいませ~」
子どもたちの元気な声。
店員さんの業務を体験したのは、松江市の育英幼稚園の園児25人です。
園児たちは自分たちで袋詰めして値札を貼った野菜の詰めあわせを買い物客にしっかりと売り込みます。
園児:
おやさい、どうですか~。おやさいどうですか。
この取り組みは、子どもたちが売り手の立場を経験して消費の流れやお金の大切さなどを実体験で学んでもらおうと、松江市が『キッズマルシェ』と名付けて令和5年度から実施しています。
買い物客:
ありがとう~。おっ、2つにする?了解~。
野菜の売り込みは見事にこなしたもののお金のやりとりとなると、あまり経験のない園児たち。
「ここに出してもらうの。順番に入れるよ?1、2、3、4…」
先生に教えてもらいながら、お客さんに一生懸命対応していました。
買い物した人:
すごく元気よくしていて感心しました。
子どもの保護者:
実際、お店でやらせてもらうのは、すごくいい経験になると思うので良かったです。
Q.お野菜もらってうれしい?
「うん!ねぇね、ありがとう!」「どういたしまして。」
松江市では、今後も市内の事業者に積極的に協力を呼びかけて、こうした子どもたちが実体験できる場をさらに増やしていきたいとしています。