山陰の冬の味覚の王者が買いやすくなっています。
漁の解禁から1週間たった今シーズンのズワイガニ漁が好調に推移していて、中でも「松葉がに」は卸売価格が2024年の半額以下になっています。
今シーズンのズワイガニは鳥取県のまとめによると、初水揚げの11月7日から13日までの水揚げ量がオスとメスを合わせた総量で137トン余りと昨シーズンの同じ時期より17%増加。
この影響で、水揚げ金額は逆に約4億3000万円と19%下がっています。
中でも、オスの「松葉がに」は1.7倍にあたる約69トンと好調で、卸売価格の平均は1キロあたり3999円で昨シーズンの半額以下になっています。
この現状について鳥取県は、今シーズンはこれまで天候が安定しているのに加え資源管理の取り組みも実を結んできた結果と見ています。
ズワイガニ漁はメスの親がにが12月末まで、オスの松葉がには2026年3月20日までです。