熊本県はインフルエンザの報告数が今シーズン初めて注意報レベルを超えたと発表しました。県は今後急激に拡大する恐れがあるとして基本的な感染対策の実施を呼びかけています。
県によりますと直近1週間に県内の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は前の週から2倍以上増えて1293人となりました。(585人→1293人)
1医療機関当たりの患者報告数は17.96人で注意報レベルの基準である「10人」を今シーズン初めて超えました。
保健所別では有明が26.57人で最も多く、次いで熊本市、菊池となっています。(熊本市26.54、菊池25.14)
去年は注意報レベルを超えた翌週に警報レベルまで急増していて県は今後急激に拡大する恐れがあるとして定期的な換気や手洗いなど基本的な感染対策を徹底してほしいと呼びかけています。