島根県津和野町では除雪機械、冬の備えは万端です。
子どもたちに除雪作業の大切さを知ってもらおうと、除雪機械とふれあう体験会が開かれました。
11月18日、国交省の津和野除雪基地に招かれたのは地元の園児たち33人。
凍結防止剤を散布する実演に「融雪剤」を使うと氷が早く解けるという実験。
そして、除雪車に試乗しました。
津和野町は山間で積雪も多いことから、この基地には作業車両が7台配備され、12月から2026年年3月末まで、国道9号線の益田市から山口県境までの43キロの区間で除雪や凍結防止などの作業にあたります。
2024年は12日間、除雪作業をし55日間、凍結防止剤を散布。出動は例年に比べ少し多かった。
国道交通省 益田国道維持出張所・井上泰介所長:
お出かけの際には冬用タイヤにはき替えていただくことと気象情報に注意していただいて、早めの対策をとっていただきたい。
漢数字の十と一、十と八を組み合わせると「土」と「木」になることから11月18日は「土木の日」。
子どもたちにとって、体験会は土木の仕事についても知る貴重な機会になったようです。