高校生が季節の風物詩に取り組みます。
地元で養殖されたサーモンを使った恒例の新巻鮭づくりの実習が、2025年も境港市の高校で行われています。
新巻鮭づくりの実習が行われているのは、鳥取県立境港総合技術高校で食品・ビジネス科の2年生と3年生が11月初めからスタート!
2025年は5回の実習で合わせて1600本を仕上げる予定です。
材料は、美保湾で養殖された体長50センチ余り、重さ1.6キロほどの境港サーモンで、生徒たちが1匹1匹、丁寧に塩をすりこんでいました。
生徒:
「なかなかできない経験なんで、それができて楽しいです。」
「ほかのサーモンと味が違うと思うし、身とか残さず食べてほしいです。」
この新巻鮭づくりは、前身の境水産高校時代から70年以上続く伝統の実習で地域にとっては、この季節の風物詩になっています。
境港総合技術高校・田嶋雄一教諭:
70年の伝統の実施を今後も引き継いでもらえたらと思っています。甘塩仕立てで減塩で仕上げてますので、そのまま焼いて食べたら身もふっくらしていて、おいしいかと思います。
完成した新巻鮭は、12月6日に「夢みなとターミナル」で販売するほか一部はネット販売も行っているということです。