鳥取県の平井知事は、12月開会する県議会12月定例会に32億円規模の補正予算案を提出する方針を明らかにしました。

鳥取県・平井知事:
議会開会時の提案としては32億円の予算規模となります。

11月19日、平井知事が発表した12月の補正予算案では、2025年7月に実施した小中学生対象の全国学力調査で鳥取県の正答率が全国平均を下回ったことを受け、基礎学力の定着に取り組む事業に400万円を計上するほか、2年前の台風で被害を受けた用瀬町の水力発電施設の復旧支援に500万円を盛り込むとしています。

また、2026年、鳥取県で開かれる「日本植物園協会大会」と「献血運動推進全国大会」に合わせて4500万円の債務負担行為を設定しています。

一方で、17兆円を超える規模とされる国の経済対策の補正予算において、物価高への重点支援交付金が拡充されることを見越して、県は11月月28日に県内の経済団体などと対策会議を開き、12月補正予算案での追加提案も含め対応方針について意見交換することにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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