内閣府が発表した2025年7月から9月までのGDP=国内総生産の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で、前期比マイナス0.4%でした。
1年間続いた場合の年率換算では、マイナス1.8%となり、6四半期ぶりにマイナスに転じました。
項目別では、GDPの半分以上を占める「個人消費」は、猛暑の影響で飲料が伸びたほか、夏休みシーズンで外食が好調だったことなどでプラス0.1%となりました。
また、「輸出」はマイナス1.2%、「輸入」はマイナス0.1%となっています。
輸出では自動車が減少に寄与していて、アメリカのトランプ政権の関税措置の影響によるものとみられています。