記録的な大雨で水没した三重県四日市市の地下駐車場について、復旧などを検討する委員会は14日、大雨の際に自動で立ち上がる止水板の設置などを提言しました。

 四日市市の「くすの木パーキング」で今年9月、記録的な大雨で274台の車が水没した問題で14日、復旧などについて検討する委員会の4回目の会合が開かれました。

 委員会がまとめた中間報告では、大雨に関する情報収集や利用客の避難誘導などの初動対応を、駐車場の常駐スタッフ2人に依存していた点などが指摘されました。

 また、委員会は駐車場の出入り口に流れてくる雨を検知して自動で立ち上がる止水板を導入するなどの対策を提言しました。

 委員会は年内にも駐車場の復旧方法や大雨の際の対策について、最終報告をまとめるとしています。

東海テレビ
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