14日夜、静岡県焼津市の交差点で横断歩道を渡っていた16歳の男子高校生が走ってきた車にはねられる事故がありました。運転手は「大丈夫?」と声をかけたものの、救護や110番通報をせず走り去っていて警察がひき逃げ事件として捜査しています。
14日午後7時20分頃、焼津市西焼津の市道交差点で南に向かって横断歩道を渡っていた16歳の男子高校生が、道路を北進し交差点を右折してきた車にはねられました。
高校生は飛ばされるほどの衝撃でしたが受け身を取ったため左ひじなどの軽傷で命に別条はないということです。
事故のあと車の運転手が高校生に「大丈夫?」と声をかけ高校生が「大丈夫」と返したところ、運転手は救護措置や110番通報をせず車は現場から走り去ったということです。高校生は起きた事態について父親に電話をして相談し、父親が110番通報しました。
これまでのところ、高校生をはねた車は軽自動車と見られるということです。
警察はひき逃げ事件として現場に残された痕跡を分析するともに、目撃者捜しや周辺の防犯カメラを調べるなど捜査を進めています。