10月のプロ野球ドラフト会議で指名を受けたオイシックス新潟アルビレックスBCの選手たちが球団との仮契約を結び、プロの世界で戦う決意を新たにしています。
10月のプロ野球ドラフト会議で阪神から5位指名されたオイシックス新潟アルビレックスBCの能登嵩都投手。11月13日、新潟市のホテルで球団と仮契約を結びました。
【能登嵩都 投手】
「阪神タイガースでプレーさせていただけるんだなという実感が改めて湧いた。できるだけ早く1軍のキャンプやベンチ入りを目指して取り組んでいきたい」
去年オイシックスに入団した能登投手は高身長から繰り出す最速151キロのストレートが武器の本格派。今シーズンは最多勝・最多奪三振など4冠に輝きました。
契約金は推定3500万円、年俸は推定660万円で合意しました。契約金の使い道を問われると…
【能登嵩都 投手】
「奨学金を全部返したい」
能登選手は12月中旬に入団会見に臨む予定です。
一方…
【知念大成 選手】
「緊張して笑えないですけど…」
緊張した面持ちで新潟市中央区の焼肉店で仮契約を結んだのは、読売ジャイアンツから育成5位指名を受けたオイシックスの知念大成選手です。
オイシックスに入団した昨シーズンはリーグ首位打者、今シーズンはリーグ打点王に輝くなどの実績を残しています。
【読売巨人軍 斉藤宜之スカウト】
「年齢は25歳で、高校生とかと比べるといっているので、経験値は他の選手よりあると思う。今まで苦労したこともあると思うが、そういう経験を生かして1年目から1軍の舞台に行って勝負してほしい」
支度金は推定290万円、年俸は推定400万円で、支度金は野球がうまくなるための自己投資と両親やお世話になった人への恩返しに使いたいと話します。
【知念大成 選手】
「チームのスポーツなので、ジャイアンツが優勝できるように何でもいいので少しでも力になれるように必死になって頑張りたい」