静岡市がアリーナを整備するJR東静岡駅北口周辺の住民が交通渋滞への対策など心配される問題の解決を難波市長に求めました。
要望を行ったのはJR東静岡駅北口周辺の5つの町内会の代表たちで、静岡市が進めるアリーナを核とした街づくりに対し、地元から声が上がった6項目の要望書を難波市長に手渡しました。
要望ではアリーナの整備に伴う交通環境の整備や、土地の用途を商業地域に変更する場合の住民の理解などを求めています。
要望に対し難波市長は交通渋滞対策としてJRの線路をまたぐ長沼大橋の架け替えに向けて国交省と協議を進めていることや、土地用途の変更は住民に不利益が生じないよう進めたいと説明しました。
長沼三区自治会・杉山輝雄会長
「今ここで用途地域を(商業地域に)変更されても税金だけ上がるので地元としては負担に耐えられない」
地元住民たちは今後、建設されるアリーナと鉄道の駅を結ぶ「ペデストリアンデッキ」の整備計画についても、日常生活に関わるとして市に要望していく方針です。