秋田銀行と北都銀行は2025年度の中間決算を発表しました。秋田銀行は「増収増益」、北都銀行は「減収増益」です。

秋田銀行の中間決算は、一般企業の売り上げにあたる「経常収益」が268億7600万円で、前年度の同じ時期より28億9000万円増加しました。

「経常収益」から法人税などを差し引いた「中間純利益」は、前年度より17億3300万円多い41億7100万円で、「増収増益」となりました。

「増収増益」となるのは3期ぶりです。

金利の上昇により資金運用の収益が増加したほか、本業のもうけを示す「コア業務純益」が増えたということです。

秋田銀行・芦田晃輔頭取:
「今後の収入の一層の増加につなげるための準備もある程度進んだ。中間決算なので通過点ではあるが、量だけではなくて質も整った決算と評価している」

一方、北都銀行の「経常収益」は前年度より2億3000万円減少し、112億9600万円でした。

「中間純利益」は7億1600万円で前年度より4億4300万円増加し、8期ぶりに「減収増益」となりました。

北都銀行は、有価証券の売却益が減少した一方で資金運用の収益が増加したほか、融資先の経営悪化などによる不良債権処理に備えた「与信関係費用」が減ったとしています。

秋田テレビ
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