江戸時代から昭和初期にかけての古い布を使ったパッチワークの作品展が、諫早市で開かれています。
たらみ図書館(諫早市多良見町)で開かれているパッチワークの作品展。
使っている布は江戸時代から残る貴重なものや、家に眠っていた切れ端など全て古いものです。
近くでパッチワーク教室を営む清水ひとみさんが開いていて、清水さんと生徒の作品300点以上を展示しています。
SPACE SHIMIZU クラフト倶楽部 清水ひとみさん
「できるだけ『粋にモダンに』古いものを新しくよみがえらせる思いでやっている」
こちらは江戸時代ののぼり旗を使った作品です。
元々描かれていた波の絵に細かく刺し子を施して、より波の動きが際立つように仕上げました。
星空がテーマのこちらの作品。
色あせた部分を巧みに組合わせ、古い布にしか表現できない風合いです。
清水ひとみさん
「色も深いし100年、200年経てきた布なので、あせた色もひとつの魅力」「そういうものを見てほしい」
作品展は15日まで無料で見ることができます。