12日の夜、富山県内でオーロラが観測されました。
緯度の高い国などで観測されるイメージがあるオーロラですが、なぜ県内で観測されたのでしょうか。
12日午後7時すぎ、朝日町のヒスイ海岸で撮影された映像です。
画面下の方で空が赤やピンクに見えるのがオーロラです。
撮影したのは黒部市吉田科学館の野寺凛学芸員。
野寺さんによりますと、オーロラは数日前に太陽の表面で太陽フレアという爆発が複数回発生した影響で、比較的緯度の低い地域でも観測することができたということです。
野寺さんとしては去年10月以来の県内での観測ということで、「次にいつオーロラを富山から撮れるかはわからないので、撮影できてよかった。」と話していました。