建て替えが進められている松江市役所の新庁舎のうち、工事が終わりまもなく使用が始まる北側の庁舎が報道陣関係者に公開されました。
11月14日公開されたのは、松江市役所新庁舎の北側部分です。
2023年6月からの第2期工事が終わり、11月25日から一部の使用が始まります。
新しい庁舎は6階建てで、フロアはすでに使用されている南側と区切りのない構造、館内を一望でき、訪問先の部署を見つけやすいよう工夫されています。
1階には、市民課など市民の利用が多い部門が集まり、利便性の向上を図られました。
また、建物の中心部分は吹き抜けに、自然光もとり入れ、庁内全体を明るくしました。
さらに。
櫃田優果記者:
6階にあるテラスです。こちらからは、松江市街地と宍道湖が一望できます。
6階には、宍道湖など市内を一望できる展望テラスを開設。
一般開放され、市はイベントなどでの活用を検討しています。
新庁舎の建設事業費は約164億円。
資材高騰などのため、当初の見込みから約1割膨らみました。
松江市新庁舎整備課・内藤裕道課長:
(どのように)活用できるかが一つの評価軸になると思っているので、ある意味ここがスタートだと思っていますし、ここから皆様に親しんでいただけるような運用に進めたら。
この新庁舎は。11月25日から1階と6階の展望テラスの使用が始まり、2026年5月に全館の使用が始まる予定です。