年末年始の忘新年会シーズンを前に食品ロスを減らすため、鳥取県が宴会料理の食べ残しをなくす運動への協力を11月14日、鳥取市の商工団体に要請しました。

14日は、県や鳥取市、それに運動に賛同する県連合婦人会のメンバーが鳥取商工会議所を訪れ、桐林正彦専務理事に文書を手渡し、「おいしい!とっとり30・10食べきり運動」への協力を要請しました。

この運動は、国内で年間約464万トン発生している食品ロスを減らすため、宴会などで最初の30分は出来立ての料理をおいしく食べ、お開きの10分前には出された料理を食べきり、食べ残しをなくそうと鳥取県が2016年にスタート。
毎年宴会シーズンを控えたこの時期に、県内の商工団体に協力を求めています。

鳥取商工会議所・桐林正彦専務理事:
食べられるだけ上手に頼んでいただいて、みんな食べきると。この運動の成果によってみなさんの健康と、企業のみなさんの活力がますます盛んになればいい。

鳥取県連合婦人会・平尾節世会長:
みなさんにもったいないを身につけていただくようにという思いで、残さないでほしい。

要請を受け鳥取商工会議所は、鳥取市内の約2200の会員企業に協力を呼びかけることにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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