岩手県内でクマの出没が相次いでいることから県教育委員会は11月13日、各市町村に対し、あらためて学校周辺での安全対策の徹底を求めました。
13日は県教委と各市町村の教育委員会による意見交換会が開かれ、県の担当者が国が示したクマ出没に関する安全確保の通知に基づき対策について説明しました。
県の担当者は、クマが出没した際の連絡体制の強化や事故の発生に備え職員の役割分担を徹底すること、施設への侵入を防ぐため校門や玄関の施錠を行うことなどをあらためて呼びかけました。
また児童や生徒の登下校に関して、複数人で行動することや笛や鈴など音がするものを身に着けるよう指導を行うことなどを確認しました。
県教委では、引き続き各市町村と連携を取りながら安全対策の徹底を進めていきたいとしています。