仙台市青葉区の観光名所・瑞鳳殿で13日夜、クマが目撃され、当面の間一部エリアが閉鎖されることになった。
瑞鳳殿と警察によると、13日午後10時40分ごろ、センサーが反応したため警備員が様子を確認したところ、体長約1メートルのクマ1頭を目撃したという。クマはそのまま立ち去り、けが人はいなかった。
クマの目撃を受け、瑞鳳殿は周辺の観覧エリアを当面閉鎖すると発表。
毎年人気を集める紅葉ライトアップは規模を縮小して実施するという。
瑞鳳殿は仙台藩祖・伊達政宗公をはじめとした伊達家三藩主の霊屋で、紅葉の名所としても知られる。
歴史的建造物と紅葉を楽しむ時期に重なった今回のクマ出没に、周辺では注意が呼びかけられている。