自民党埼玉県連の幹事長を務めていた県議会議員が、政治資金を私的流用したと認定された問題で、県連は14日、県議を「除名処分」としました。
自民党埼玉県連の幹事長を務めていた小谷野五雄県議(69)を巡っては、約2800万円の政治資金を私的に流用したと県連が認定していました。
小谷野県議は「一部に日用品が混入したことは事実だが、故意の私的流用は一切ない」などと弁明していましたが、県連は14日「厳正な処分を与えるべき」として、小谷野県議を最も重い「除名処分」としました。
県連は今後、刑事告発や返還請求を検討するということです。