有機フッ素化合物「PFAS」のうち、有害性が指摘されている物質が福岡県芦屋町の航空自衛隊芦屋基地の井戸から高濃度で検出された問題で14日、県は最新の調査結果を発表しました。
有機フッ素化合物PFASのうち有害性が指摘される「PFOS」と「PFOA」が去年12月、芦屋基地の井戸から国の暫定目標値を超える濃度で検出されたことを受け、県は継続して水質調査を実施しています。
14日に発表された最新の調査結果では、今年8月から9月にかけ芦屋基地周辺の7地点で井戸の水を調査したところ、4地点で国の値を超え、最大で11倍の濃度が検出されました。
県は井戸水の飲料水としての使用を控えるよう住民に呼びかけていて、芦屋基地などに対して原因の究明や対策を求めています。