サッカーアルビレックス新潟は14日、中野幸夫社長の退任を発表しました。後任には元アルビの選手で営業本部長を務めていた野澤洋輔氏が就任すると発表しています。中野社長の任期は2026年1月末までで、野澤氏の就任は2026年2月からとなります。
新たに社長に就任する野澤洋輔氏は静岡県出身の46歳で、守護神としてアルビレックス新潟でも活躍。2020年からはフロント側に入り、2023年1月からは営業本部長としてチームを支えてきました。
【野澤洋輔氏のコメント】
このたび、代表取締役を拝命し、身の引き締まる思いです。これまで支えてくださった皆さまへの感謝を胸に、クラブのさらなる成長と新たな挑戦に全力で取り組んでまいります。
中野幸夫社長は2005年~2008年、2017年~2018年に続いて2020年11月から3度目となるアルビレックス新潟の社長に就任。しかし、今季は成績が振るわず、J2降格という結果となりました。
【中野幸夫社長のコメント】
いつもアルビレックス新潟への温かいご支援と、熱いご声援を賜りまして、誠にありがとうございます。
2020年11月、3度目となる代表取締役に就任し、クラブ経営を進めてまいりましたが、今シーズンの成績不振において、そのすべての責任は私にございます。このたび、今年度末(2026年1月31日)をもって退任することを取締役会に申し出て、承認を得た次第でございます。
ホームやアウェイに関わらず、選手たちと共に戦ってくださるサポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウン関連の方々、アルビレックス新潟を支えてくださるすべての方々から、これほどまでに大きな後押しをいただいたにも関わらず、来季はJ2で戦うという結果となってしまいました。この結果を真摯に受け止めるとともに、大きな責任を痛感しております。大変申し訳ございません。
私に課されている使命は、今シーズンの最終戦までクラブ一丸となり、しっかりと戦い抜くということ、そして新しい体制へ速やかな移行を進めていくことだと考えております。これらを最後まで遂行してまいります。
重ねまして、アルビレックス新潟を応援してくださるすべての皆様に、心から感謝を申し上げます。本当に、ありがとうございました。