兵庫県の斎藤知事は、出直し選挙での再選から1年となるのを前に、民放各局の合同インタビューに応じ、「トップは孤独だと覚悟してやっていた」などと語りました。
■「告発文書問題」は改めて「初動から懲戒処分の対応までは適切・適法」
兵庫県の斎藤知事はきょう=14日午前、関西テレビとサンテレビの合同インタビューで、不妊治療支援や県立高校の環境整備など、自らの政策の進展をアピールしました。
一方、告発文書問題の対応が第三者委員会に「違法」と認定されたことについては、「対応は適切・適法だった」と改めて主張しました。
【兵庫県・斎藤元彦知事】「誹謗中傷性の高い文書だと考えていますので、初動から懲戒処分の対応までは適切・適法だったと思っていますし。
最終的にはこの問題は、司法の場で判断されるということでありますし、私としてはこれまでの県の対応については適切だったという判断に変わりありません」
■「トップというものは孤独」
また斎藤知事は、県庁内での相談相手について問われると、次のように述べました。
【兵庫県・斎藤元彦知事】「私は県知事という組織の長ですから、色んな悩みや政策に関する思いというのはあっても、最終的には自分で判断するというものですので。
トップというものは孤独だということは、元々覚悟してやってましたから、自分なりにいろんなことを整理しながら考えて、決断しているということです」
斎藤知事は今月17日で、再選からちょうど1年となります。