オーバードーズを繰り返し当時16歳の女子高校生を死亡させ重過失致死の罪などに問われた27歳の男に大阪地方裁判所は、懲役2年4カ月の判決を言い渡しました。
無職の小坂光被告(27)は去年9月、自宅で交際中の女子高校生(当時16)と盗んだせき止め薬を一緒に過剰摂取し死亡させた重過失致死の罪などに問われています。
小坂被告は「重過失はない」などとして起訴内容を一部否認していました。
大阪地裁(南うらら裁判官)は判決で「知人から注意を受けたにも関わらず、2人で一緒に大量に服薬して、女子高校生を死亡させた」と指摘。「酩酊状態を楽しもうなどという幼稚で浅はかな犯行」として、小坂被告に対し懲役2年4カ月の実刑判決を言い渡しました。