横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で48年です。めぐみさんの母校の小学校では、帰国を願う集会が開かれました。

14日朝、めぐみさんの母校・新潟小学校で開かれた帰国を願う集会。

拉致問題について理解を深めようと毎年開かれていて、6年生の児童がめぐみさんに宛てて書いた手紙を読み上げました。

【児童】
「家族や友達と一緒にいることも許されず、自分のいたいところにいることも許されない。そんなつらさと寂しさは私には想像もつきません」

集会にはめぐみさんの母・早紀江さんも電話で参加し、高市政権に対する切実な思いを語りました。

【早紀江さん】
「今度こそ力強い母性をもって『この問題を人間として許せない』という思いで、必ず日本へ帰ってくるように力をいっぱいにして戦っていただきたい」

児童たちは真剣な表情で話に耳を傾けていました。

めぐみさんの拉致から48年となる15日、新潟市ではすべての拉致被害者の帰国を願う県民集会が開かれます。

NST新潟総合テレビ
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