福岡市は14日、「スマート農業」によって障害がある人が農業を身近に体験し、将来的に就労につなげていく新たな取り組みを始めると発表しました。

福岡市では障害がある人が農業分野で活躍することを通じて社会参画を促す取り組み「農福連携」を進めています。

高島市長は14日の会見で、「農福連携」の新たな取り組みとして12月から特別支援学校の生徒が福岡の特産品であるイチゴの栽培を体験することで、将来的に就労につなげる取り組みを始めると発表しました。

市内の特別支援学校に車いすを利用しながら屋内でも作業ができる「スマートいちご栽培キット」を設置し、イチゴの栽培から収穫までの一連の農作業を体験するということです。

高島市長は「農業分野の新たな働き手につながることを期待したい」としています。

テレビ西日本
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