静岡県沼津市でゴミ当番の親子にトラックで衝突し、死亡させたにも関わらず逃走した87歳の男に地裁沼津支部は懲役5年6カ月の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは沼津市の販売業の男(87)で、2024年1月、沼津市の県道でゴミ当番をしていた親子2人にトラックの荷台の扉を衝突させて死亡させたにも関わらずそのまま逃走した罪に問われていました。

11月13日の裁判で薄井真由子 裁判長は「扉が開いた状態での運転を繰り返していた。固定を怠れば大きな事故になりうることは容易に想像がつき過失は非常に重大」と指摘しました。

一方で、被告が運転免許を返納していることや任意保険で一定の賠償が見込めることなどから懲役7年の求刑に対し懲役5年6カ月の判決を言い渡しました。

テレビ静岡
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