愛媛県内の３つの市で１１日と１３日、特殊詐欺の前ぶれの電話があわせて１０件確認されました。警察は被害アラートを１３日から１週間出し注意を呼びかけています。全てニセ警察官に繋がる手口と分析しています。
特殊詐欺の前ぶれ電話は、松山市で７件、東温市と今治市、新居浜市でそれぞれ１件確認されました。
警察によりますと、今回は通信事業者や配送会社などを名乗り「電話が使えなくなる」「料金の支払いが未納」「荷物に大金が入っている」などとウソを言われ、全てのケースが警察官を装う犯人に繋がる手口と分析しています。警察を装う事件は犯罪の関与をでっち上げ。資金の調査を口実に現金の振り込みなどを要求してきます。
今回電話を受けたのは６０～８０代の男女でいずれも固定電話でした。
警察は愛媛県内に特殊詐欺被害アラートを１３日から２０日まで出し、相手が警察官を名乗っても金銭の話になれば詐欺を疑い、一旦電話を切って相手が名乗った警察署にかけ直して確認するよう呼びかけています。
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