郷土への愛着を持ってもらい次の世代にも継承してもらおうと、佐賀市の小学生が国の天然記念物エヒメアヤメの苗を植えました。
佐賀市の久保泉小学校では、子どもたちに郷土への愛着を持ってもらいエヒメアヤメを次の世代へ継承してもらおうと、約20年前から毎年4年生が保全活動に参加しています。
青紫色の可憐な花を咲かせるエヒメアヤメは、県内では佐賀市久保泉町にある帯隈山でのみ自生し、国の天然記念物に指定されています。
13日は4年生約20人が、えひめあやめ保全会の指導のもと育成地に穴を掘り24株の苗を植えました。
今年は初めて山口県に自生している品種と交配した苗も植えたということです。
【男の子】
「元気に育ってほしいと思いながら植えた」
【女の子】
「元気に咲いてみんなが見に来るようになってほしい」
通常、エヒメアヤメの苗は植えてから3、4年後に花を咲かせるということですが、日当たりや風通しの良さ次第で来年3月に咲くものもあるということです。