勤務先から現金およそ64万円を着服したとして名古屋市南区の女が12日、逮捕されました。着服した総額は1億円を超えるとみられています。
逮捕されたのは、名古屋市南区の無職・渡邊しのぶ(67)容疑者です。
警察によりますと、渡邊容疑者は2020年2月、経理を担当していた当時の勤務先の口座から現金およそ64万円を着服した業務上横領の疑いが持たれています。
渡邊容疑者は架空の請求書を作って、勤務先の口座から自身が開設した口座に現金を振り込んでいたとみられ、調べに対して「私的にお金を使っていない」と容疑を否認しています。
渡邊容疑者は懲戒解雇されるまでのおよそ4年間に1億円以上を着服していたとみられ、警察が余罪を調べています。