三菱UFJフィナンシャル・グループがアメリカのOpenAIとの協業を発表しました。
金融機関でのAI(人工知能)の活用が加速しそうです。
三菱UFJフィナンシャル・グループ 山本忠司常務:
AIの技術の進化。これは金融サービスの可能性を飛躍的に革新していくと思っている。
OpenAI Japan合同会社 長崎忠雄社長:
MUFGの皆さまとともにAIが人の可能性を最大化する未来。これを日本から世界に対して発信できるように進めていきたい。
三菱UFJフィナンシャル・グループはOpenAIとの協業により社内の業務効率化やAI専門人材の育成を進めるほか、AIを活用した個人の顧客向けサービスの開発を行い、「AIネイティブ」な企業を目指すとしています。
2026年度開業予定のデジタルバンクでは、銀行のアプリをChatGPTと連携させ、家計や資産運用についての相談に対話の中でアドバイスする機能を搭載するなど、顧客の利便性を高める狙いです。