日本一の生産量を誇る岩手県田野畑村のアイガモが、新たに「岩手三陸たのはた鴨」としてブランド化されることになり、村長と生産会社の代表が県に報告しました。
11月12日は、田野畑村の佐々木靖村長やアイガモの加工販売を手がける「アマタケ」の甘竹秀企社長が県庁を訪れ、佐々木淳副知事にアイガモのブランド化を報告しました。
田野畑村のアイガモは、現在「岩手がも」として首都圏のスーパーマーケットを中心に販売されていて、生産量は国内の3割を占め、日本一を誇っています。
田野畑村では、さらに盛り上げていくため2026年春からは「岩手三陸たのはた鴨」という名前でブランド展開します。
官民が連携して農場を拡大するほか、新たな工場を建設するということです。
12日はアイガモの生ハムやしゃぶしゃぶが用意され、佐々木副知事が試食をしました。
佐々木淳副知事
「くせもなくて、肉そのもののおいしさ、甘さを味わった」
アマタケ 甘竹秀企社長
「カモといえば田野畑、と言っていただけるように、岩手や田野畑をPRしていくように頑張っていきたい」
田野畑村では3年後にはアイガモの生産を、現在より15万羽多い60万羽に拡大する方針です。