インフルエンザの流行が急拡大しています。
岩手県は1医療機関当たりの新規患者数が30人を超えたことを受けて、11月5日に出したばかりの注意報を、11月12日に警報に切り替えました。

県によりますと、11月9日までの1週間に県内で確認されたインフルエンザの新規患者数は、1医療機関当たり30.24人で、前の週を12.57ポイント上回りました。
6週連続の増加です。

県は5日、1医療機関当たりの新規患者数が10人を超えたため注意報を出しましたが、1週間で基準である30人を超えたことから、12日に警報に切り替えました。

記録が残る1981年以降、過去2番目に早い警報の発表となります。

保健所別では、奥州が最も多く76.25人、次いで中部が47.00人、県央が39.75人など、4つの地域で警報の基準を上回っています。

県では、手洗いやマスクの着用、換気など基本的な感染対策のほか、予防接種を検討するよう呼びかけています。

※盛岡市保健所管内は盛岡市
※県央保健所管内は八幡平市・滝沢市・雫石町・葛巻町・岩手町・紫波町・矢巾町
※奥州保健所管内は奥州市・金ケ崎町
※中部保健所管内は花巻市・遠野市・北上市・西和賀町
※一関保健所管内は一関市・平泉町
※宮古保健所管内は宮古市・山田町・岩泉町・田野畑村
※釜石保健所管内は釜石市・大槌町
※大船渡保健所管内は大船渡市・陸前高田市・住田町
※久慈保健所管内は久慈市・普代村・野田村・洋野町
※二戸保健所管内は二戸市・軽米町・九戸村・一戸町

岩手めんこいテレビ
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