将来の進路選択に役立ててもらおうと、中学生を対象にした職業体験のイベントが11月12日松江市で開かれ、約1800人の生徒が社会人の仕事を肌で感じました。
配管を曲げる中学生。
松江市で電気工事などを行う会社の仕事体験です。
「MATSUE WAKU WORK(まつえ わく わーく)」と銘打ったこの体験イベントは、中学2年生を対象に松江市と松江商工会議所などが開いたもので、2回目となった12日は、中学生が市内19校から約1800人、企業が63社参加しました。
橋を作っている建設会社のブースでは、上からの圧力を横に分散する基本的な橋の構造を知るため、段ボールを使って100キロ以上の重さに耐える橋の組み立て体験が行われました。
会場には植木職人や美容師の体験など数多い企画が用意され、生徒たちはそれぞれ興味のある仕事に挑戦していました。
中学生:
「将来のこと考えるためにたくさんの仕事をやってみたり、体験を教えるやり方もよくてとても楽しかったです」
「普段からすることじゃないので楽しかったし、将来の為に参考にもなりました」
松江市・青木佳子教育長:
「松江にはこんなにたくさん魅力ある企業があることを知っていただいて、自分たちの将来の夢につなげていただければと思っております」
松江市などではこうしたイベントを通して地元企業の人材確保、ひいては地域活性化にもつながければとしています。