小城市の小学校でがんをテーマにした特別授業がありました。

「これががんです。私のがんは5センチありました」

この授業は、子供たちにがんに対する正しい知識を身につけてもらおうと県が指定した学校を対象に毎年行っているものです。
12日は三日月小学校の6年生が参加。
「褐色細胞腫」という希少ながんを経験した吉岡紀子さんが、闘病生活を乗り越えた体験を話しました。

また、佐賀女子短期大学の教授は睡眠や運動、バランスのとれた食事が予防につながることなどを説明していました。

【児童】
「がんになっても95%は治せるということがわかった」
「検診を受けたいと思った」
「がんになっていても10〜20年は自覚症状がないことがわかった。生活習慣を整えることが大切だと思った」

県は、このような授業のほか、早めのがんの検診などを呼びかけるためオリジナルのシールを県内全ての小学校に配る予定です。

サガテレビ
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