物価高騰の波は正月のおせちにも…。
駅弁や仕出し弁当を製造・販売する松江市の「一文字家」です。
一文字家・景山直観社長:
「今まで通りの量と質を守って、値段を申しわけないが1割程度上げさせてもらった」
現在予約を受付けているおせちについて、8種類すべてを去年から約1割値上げしました。
原材料費や人件費の高騰に歯止めがかからない中、値上げに踏み切るのは2年連続です。
地元食材を使用し、手づくりにこだわりたいという思いからのやむを得ない判断だったといいます。
一文字家・景山直観社長:
「家族が揃って食べるわけなので、『何が入っているのだろう』話題で盛り上げられるおせちが作れればと思う」
物価高騰の波が避けられない中、商品の質を担保しつつ、手に取ってもらえる価格にいかに抑えるか、経営者は難しい判断を迫られています。