インドの首都ニューデリーで13人が死亡した車の爆発で、捜査当局は複数の医師が関与した疑いがあるとみて調べています。
10日、ニューデリーの世界遺産「赤い城」の近くで車が爆発し、13人が死亡、20人以上がけがをしました。
地元メディアによりますと、車を運転していたのはインドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方出身の医師の男とみられ、爆発で死亡したということです。
捜査当局は爆発の前に、ニューデリー郊外の住宅から、現場で見つかったものと同じ爆薬原料の硝酸アンモニウムを押収し、少なくとも3人の医師を拘束しました。
当局は、医師らがカシミール地方の分離・独立を目指すイスラム過激派組織と関わっていた可能性もあるとみて、捜査を進めています。