12日から「女性に対する暴力をなくす運動」が始まり、鹿児島市で街頭キャンペーンが行われました。

鹿児島県はDVや性暴力の被害にひとりで悩まず、相談窓口に連絡するよう呼びかけています。

林佳伸記者
「女性への暴力をなくそうと、街頭キャンペーンがおこなわれています」

鹿児島市のJR鹿児島中央駅前では、県や国際ソロプチミスト鹿児島などの29人が啓発チラシや相談カードを配布しました。

県内に19カ所ある配偶者暴力相談支援センターに2024年度寄せられた、2431件の相談のうち、女性からが2352件、男性からが79件で過去最多の相談件数となっています。

県男女共同参画センター・川越かおる課長
「気持ち的につらいなとか、殴られる、叩かれるとかですが、何かあったときに、まずは相談窓口の電話やSNSの相談窓口もあるので、そこにまずは相談してほしい」
「暴力というのは家族の間でもそれは許されないことだと、さらに認知が広がっていければと思う」

配偶者やパートナーからの暴力などに関する相談窓口は、全国共通のDV相談ダイヤル「#8008(シャープはれれば)」や県女性相談支援センターの電話099-222-1467で受け付けています。

ところでこちらは鹿児島市のアミュプラザ鹿児島にあるアミュランです。

「女性に対する暴力をなくす運動」の期間中は、この観覧車アミュランや鹿児島市の鶴丸城御楼門などが女性への暴力の根絶を象徴するパープルリボンの紫色にライトアップされます。

鹿児島テレビ
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