東京・品川警察署でカメラが捉えたのは、あたりを気にするようにキョロキョロと見渡す男、無職の三條良司容疑者(52)です。

狙われたのは20代の女性が暮らすマンション。
2025年8月、三條容疑者は針金のようなものをドアのすき間に差し込みカギを開ける「サムターン回し」と呼ばれる手口で侵入。
現金約38万円などを盗んだ疑いが持たれています。

犯行後には、入ったことが分からないよう「サムターン回し」でカギを閉め、立ち去ったといいます。

三條容疑者は「サムターン回し」の手口で、この部屋に2回以上侵入しているということです。

調べに対し、三條容疑者は「5~6件はやった」と供述。

周辺では2025年6月から11月にかけて同様の被害が報告されていて、警視庁が余罪を調べています。