手続きミスで、東広島市で3500万円、三次市で6600万円、安芸太田町で420万円の国の交付金を受けることができませんでした。

それぞれ原因について”事務手続きのミス”と説明していますが、不足分はすべて税金で補填されることになっています。

県の担当者によりますと、今回の東広島市と安芸太田町のケースでは交付金を請求するタイミングは、4月・8月・3月の3回で3月末までに過不足なく請求しないといけないんですが、数字が確定するのは年度末なので、年度がかわったあとに追加で請求できると勘違いしていた。

市町によっては1人で担当しているケースもあり、チェック体制も課題になると思われますが、同じようなミスが発生するということは、申請のわかりにくさもあると思われます。

吉中さん、どう思われますか。

【コメンテーター:広島大学法学部・吉中信人学部長】
「インターフェース含めわかりやすさとか利用のしやすさというところも考えていく必要があると思います。e-Taxなどは非常にわかりやすく展開してますので、その辺りの工夫、フレンドリーさも必要だと思います」

公務員の皆さんも部署がかわったりして、いきなり新しい仕事になるなど、なかなか難しい部分もあるようです。

テレビ新広島
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