暴力のない安全で住みやすい社会の実現を目指す暴力追放県民大会が12日、坂井市内で開かれました。
「暴力追放県民大会」は、福井県警のほか金融や運輸などの業界団体などでつくる県暴力追放センターが毎年、この時期に開いています。
大会には関係者約400人が参加しました。
県暴力追放センター理事長で福井銀行会長の林正博氏はあいさつの中で、北陸新幹線の延伸によって「県外から暴力団などの反社会勢力が来るのではないかと危惧している」とし、今後も暴力追放の啓発活動を推進していくことが重要だとしました。
県警によりますと、県内には2つの暴力団組織があり、構成員らは約70人いるということです