高校生が撮影した写真の展覧会が、12日から県美術館で始まりました。

青春の1ページを、みずみずしい感性で切り取っています。

県高校総合文化祭の県写真展には、県内32校の写真部員の作品363点が展示されています。

サクラ咲く春の景色を捉えた写真など上位の作品は2026年、秋田県で開催される全国高校総文祭や、鹿児島県の九州地区の総文祭に出品されます。

体育祭や部活動、それに教室でのひとコマ。

友達に家族、通学路の風景・・

高校生たちの何気ない日常の一瞬一瞬が溢れています。

県高文連写真専門部 末松賢嗣 専門委員長 (佐世保西高写真部顧問)
「きっと大人の人では撮れない写真がたくさんあると思います」「これはいいな、と思ったものをその瞬間にカシャっと撮ってくる、感性の部分がきっと大人よりも優れているんじゃないかなと思います」

撮影技術の向上のため、2025年は博多祇園山笠や、YOSAKOI佐世保祭りで合同の撮影会をしていて、祭りの躍動感が伝わる作品も目を引きます。

高校生の感性が光る県写真展は11月16日まで県美術館1階の県民ギャラリーで開かれていて、入場は無料です。

テレビ長崎
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